年金をもらうのは老後とは限らない?
年金っていうと,老後にもらうお金,ってイメージがあります。
「長い間お仕事お疲れ様でした!そのごほうびに,これからは働かなくてもこれだけ決まったお金をあげますよ〜。」
ってカンジでしょう。
それは間違いとは言えないけど,年金というのはそれだけじゃないんです。
たとえば,働き盛りのお父さんが,ある日交通事故で障害者になってしまった,あるいは不幸にも亡くなってしまった,というような場合。
その場合も年金がもらえるんです。
「障害年金」「遺族年金」と言われるものです。
働き手がいなくなって収入がなくなったら,生活していけませんよね。
その場合,老後になってからと言わず,家族の生活を守るために国から年金が支給されます。公的年金には「老後の生活補償」というだけでなく,こうした「もしもの時の保険」の働きもあるんですよ。
老後に年金をもらうためには,原則として25年以上保険料を払わないといけませんが,障害年金や遺族年金にはこの条件はありません。
お国もやるときはやってくれるじゃありませんか。
それまで保険料をちゃんと払っていることが前提で,その他収入や子供の数など,いくつかの条件があったりしますが,「転ばぬ先の杖」ではなく,不幸にも転んでしまった場合の支えとして,年金は頼りになるのです。
「老後は年金に頼らなくても,元気なうちに稼いで貯めておけばいいんだから」
そんなふうに思っているあなたに,
「元気なうちにちゃんと年金に入っておけば…」
と思う日が来ないとも限りません(来ないことを祈りますが)。
「老後にもらうお金」という見方だけの損得で考えると,判断を間違えるかもしれませんよ!
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